ここ最近、とても残念なニュースを耳にしました。
介護施設での暴行事件・・・・ しかも、ご利用者様が亡くなっている・・・
車椅子のご利用者様に暴行・・・・ あり得ない話しですね。。本当に残念ですね・・・
あのような事件が起きてしまうと、世間からは介護職員の質が低い・・・とレッテルをはられてしまう。
「介護」で大きな括りにしてほしくない・・・頑張っている方は大勢います。
ネットニュースを読んで、色々な書き込みを読んでたら、まぁ、「介護」に関して悪く書いてあることがたくさんあって、途中で読む気がなくなってしまった・・・・
なぜ・・・・
施設は本当に大人数を抱えています。夜間はスタッフの人数も少ないし、大変なのも勿論わかる。私も何十年前は大きな施設で、質より量の介護をしていた。それが、ん?って疑問を持ったのも、3年ぐらい経験して少しずつ介護に対しての考え方、やり方に疑問を持って、、、
確かにあのときは質より量。何人の方を入浴させられるか、何時間でオムツ交換回れるか・・・
でも、そのやり方、考え方が嫌で、限界で・・・ 自分がやりたい介護を目指して独立した。
今は質にこだわった介護が出来ているかな。 一人ひとりにあった介護。その方の幸せ、その方の人生目標、本当に一人ひとりと向き合えることが出来ているかな。
皆さん、介護の仕事じゃなくてもそうですが、初心の気持ちってあるはず。
介護の仕事についている人も、初めは、「人のために役にたちたい!!」「お年寄りのために自分がなんとかしたい!!」
等・・・様々だと思いますが、皆さんとても高い志を持って働き始めたと思います。
暴力事件を起こした人も初めは高い志を持って働き始めたのではないでしょうか。
経験を積むことは良いこと。経験を積むことで、慣れていくことも決して全てが悪い訳ではありませんね。
経験を積むこと、環境、仕事に慣れて行く事。視野も広がり、色々な考え方が持てる。気持ちに余裕も出てくる。
人は初心の気持ちを忘れます。忘れるというか、意識が薄れていきます・・・
私も常に「初心の心」という事を意識しているつもり。
大切なのは、プロという意識ですね。介護の仕事をしていれば、色々な方の対応をします。認知症の方、暴力を振るう方、暴言を吐く方、本当にそれぞれ。人間、暴力を振るわれて笑ってありがとうは誰でも言えない。
当たり前。
しかし、プロである以上、そういう方の対応、その前の対応の準備、事前のアセスメントが大切。想定内を常に考えて、行動することが大切ですね。
だからこそ、人は成長して行かなければいけませんね。
介護の仕事も専門知識が問われます。今はインターネット、教材等でいくらでも、知識を勉強することが出来る時代。
「初心の気持ち」
もう一度、自分がこの仕事を始める時の気持ち、想い、目標を再確認すること、そして何か壁にぶつかったり、道に迷ったら、初心の気持ちを思い出してみましょう。
気持ちがまたリセットされるかもしれませんね。
そして、少しでも時間がとれたら、自分を磨く(知識を増やす、経験を積む、学ぶ)事を心がけて欲しいですね。
私は、とにかく知識、経験を増やし、プロとして恥をかかないように研修に行ったり、資格をとったりしたもんです。
これから、増々高齢化社会になっていきます。同じような事件が増えないためにも、現状の環境に流されず、自分の気持ちとしっかり向き合い、「初心」に戻れるようにしてみましょう。
きっと、また頑張ろ!!って言う気持ちになれるはずです\(^o^)/
あとは、リフレッシュすることも忘れないでくださいね!!
運動するもよし、旅行するも、カラオケするも、沢山美味しい物食べるもよし\(^o^)/
何でもよいと思います。自分の気持ちがリセット出来て、また次の日からの仕事の活力になればOK!!
あとは、一人で悩まず、誰かに話しを聞いてもらうことも大切ですね。
何の仕事も楽しく、笑顔で頑張りたいですね\(^o^)/
株式会社ユーティー代表取締役の高橋由欧です。21歳で横須賀にある介護老人保健施設で7年間勤務、その後、民間企業にてグループホームの管理者、委託業務として介護現場のコンサルタント業、初任者研修講師業、有料老人ホームの管理者、介護支援専門員を経て、金沢区でデイサービスサニーテラス、SPAリゾート、鎌倉市長谷で介護に特化したハセノ島Hotelコテージ(宿泊)を運営。インスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/yuu_takahashi0604/